バーサスブヨ。〜正直細部まで覚えてないから嘘はいると思います編〜

「なんでオチがつくねん!」
「やばい、笑いの神が空気読んだ。」
「おかしいやろ!コンクリやぞ!」
「あー、コンクリってこんな簡単にわれるんや。」



「じゃあ、何しよう?」
「つり?」
「あ、つりで。」
「よし、行くぞ。」

この切り替え速さが僕たちの真骨頂だとおもってます。




そして釣り場へ!イワナ?確かそう、イワナを釣りに行きました。

いやまて、その前に射的行きました。

500円で確か球12発。

500円投入。



チャリン。


どう見てもかなり旧型の「球出し機」から球が出てきました。


うぃーん


ニャーニャーニャーニャー…


…待て!なんで球でてくるごとににゃーにゃー言うねんこのポンコツ。見た目からは想像できんかわいさやないか。球勢い余って外に出てくるしよ。


気を取り直して射的開始。標的はドラえもん。なんか、観覧車みたいなぐるぐる回ってる車輪みたいなのに景品がティッシュでぶら下がってるんですね。

まあそのティッシュを打て、的な。

雨ふってたんで球を水で濡らし、破壊力をアップさせて見事ドラえもんゲット!


12発中、富岡が打った一発以外はすべてティッシュに命中しました。


そして釣りへ!

渓流釣り イワナ  と書かれた看板を、さっきキャンプ場につけずに車で迷っているときに発見してたのでそこに行く事にした。


…釣り、いい。


目の前には糸、言葉は無い、川の流れ、適度に湿った空気、ひんやりとした空気。


そうか、魚を釣ることは大した目標じゃない。このように、木と、風と、土と、水と、無言と、それらの兼ね合いの中で


中井「釣れた〜」


俺「はあ!?ふざけんな!俺も絶対釣る!あいつには負けられん。」


前言撤回や。兼ね合いとか今なし!考えろ、イワナの行動を考えろ。どこにいる?


いや待て、考える前に目を凝らしてみてみよう。

いない。

どこかに潜んでるな。


そこか!行けー!



かかった!


俺「とったどー!!」


ビチビチ バシャン


あ、逃がした…。


くそ。も一回や!いっけー!


よっしゃかかった!水草に!


…ちきしょう。


なんて不安定な体勢なんだ。とっとと取らないと左手がぷるぷるしてるから川に落ちてしまう。

トミ「なあ、今お前のケツ蹴っていい?」


いいわけ無いやろアホ!


門田以外の釣り竿には次々と魚がヒットしていきました。


門田「イワナって泳ぎ回ってるんやなくて、潜んでるんやな…」


終わった後にボソっと言わないでください。


しかしコンクリートジャングルで育った僕らは、奴の存在を知らなかった。



そう、ブヨだ。ブトと言うところもあるらしい。


俺と大畑以外の3人は無謀にも半ズボンで、ブヨが飛び交う中に突入して行ったわけです。


3人合計して60カ所ぐらいかまれてました。


富岡に至ってはその後病院行ってます。でも中井は次の日サッカーの試合に行ってました。なぜこんな差が…?



次はバーベキューの話か。やっぱ一時間かかりますね。


最近は割と単調な、それでいて重たい生活を送っています。

あー早くこの生活が終わらないかなー。