極めて平穏な…
今日、久しぶりに心が静寂になった。何年ぶりだろう。あるいは今まで感じなかったものかもしれない。
全体は静かで、落ち着いていて、少しひやりとしてて、特定の形があるわけではなくて、たとえるなら深い森の中にある忘れられた深い泉みたいな。
なぜこんな気持ちになったのかはわからない。でもとても心地よい。好きな小説を読んでいるときの様に色んなことに集中できる。
特に今日という日に何があったというわけでもないのに。
受験の前から考えて、うん、確かにこのように心がしんと静まり返ることは無かった。
受験もあったし、大学入ってからのゴタゴタもあったし、心のそこからひっくり返されるような思いもしたし。
すごい静かだ。生活に慣れたんだろうか、それもあるし、俺の心を不規則に揺さぶり続けてたなんかが終わったんだろな。
何かが終わったことには寂しさを覚えるけど。