しかし

クリスマスの朝にワクワクしなくなったのはいつからだろう。

子供のころ、無邪気にサンタはいると信じてた。

朝枕元には当然のようにプレゼントが置いてあって、その日だけは物凄く早起きで、プレゼントをあけた。

欲しいものが手に入ると体の芯のほうから喜びがこみ上げてきて、その場にじっとしてられなかったのも覚えている。

両親かもしれんと疑い始めた時、出来るだけ夜遅くまで起きてようと思ったけど結局2時くらいまでしか起きられず、朝起きるとやはり枕もとにはプレゼントが。

いつのまに、と思いつつもやっぱりプレゼントを配って回るサンタクロースは存在するのではないかと思った自分がいた。

いつか子供ができたとして、クリスマスには出来る限り俺は「サンタ」になろうと思う。