台湾初日。
富岡「あかん、飛行機間に合わんわ」
この一言で始まった旅行。
成田での集合が14時。(出発は16時)
家を出たのが13時40分。
最初の5分は皆ウキウキでしたが携帯の乗り換え案内で電車を検索中に事件はおこりました。
成田到着…15時24分。
!!!!
まにあわん!混乱する俺ら、しかも15時24分につこうと思ったらあと4分で駅に着かなければならない。
とにかくダッシュ!間に合った!俺だけ!
えっ?*1
プシューという絶望の音とともに閉まるドア。
…
富岡の「えっ?」という顔、ひろみつは階段の上で絶望に打ちひしがれていた。
俺は笑ってた。
そこから約10秒の間に考えたこと。
待て待て待て。シャレならん。落ち着け。手段はあとタクシーか、またはこの時間からいけるものを乗り換え案内で検索するか。うん、無理やったらタクシー飛ばすしかないな。じゃとりあえず検索するか…
ヴヴヴヴヴヴヴ…
俺「はい、もしもし。」
富岡「おい、駅成田ちゃうぞ。」
俺「はぃ?(裏返る)」
富岡「成田空港駅や。」
〜それから彼のもう間に合わない発言。*2〜
俺「…とにかく明大前きて。」
それから検索した結果、成田エクスプレスにのり、15時28分につくコースを発見。
しかし、2回乗り換えるのだが乗り換えが4分、8分、しかも新宿と東京というよくわからん駅での離れ技を要求していた。*3
しかし、追い詰められれば追い詰められるほどその意味の分からん能力を発揮する彼らは、なんとか成田エクスプレスのホームに着いたのでした。
「全席指定の成田エクスプレス、まもなくホームに参ります…」
ぜっ全席指定!?*4
しかし、切羽詰っている僕達は車掌に訳を率直に話し、指定の料金をはらって乗せてもらうことに。
ふぅ、なんとか乗れた。あと一時間電車に揺られてそんで空港についたらなんとかなるやろ、まぁとにかく集合を大幅に遅刻してしまったから緊急連絡先に連絡しときますか。
担当「あ〜それは厳しいかもしれませんねぇ…」
俺「あの〜その厳しいというのは…」
担当「飛行機に乗れないという形に…他のルートを探していただくことになります…(以後の理由説明*5)」
俺「(厳しいっていうかアウトやん!)あっ…そうですか…えっ!?*6」
担当「一応交渉してみますが…とにかく一刻も早く検問所を突破して、カウンターまで来てくださいね。」
俺「(突破て…)あっ、ハイ、わかりました…」
駅についてからも全力ではしり、インフォメーションで場所を聞き、(なぜか笑顔を作る余裕があった。美人だったからかな。)なんとか間に合いました。
いや〜よかったよかった♪
…待て。上のピンチたち。
準備不足にもほどがあるわ!!
ホテルも一日目の分しか取って無いしネ☆
あぁ、生きて帰れるかどうか本気で心配になってきた…
台湾到着。
うおー中国語と英語しか書いてない!
テンションの上がる3人。
バスに乗ろうと外に出ようとすると
「チョトマッテ、タイペイ?タイペイ?」
3人「(なんやこのおっさん)はぁ…」
「ヤスイヨ、3人デ1200元!*7」
3人「(いきなりボッタクリのおっさん登場だよ…)ちょっと待ってください。」
空港のひとに聞いたらバスが135元で、しかもホテルの前まで行くやんけ!
ざけんな!だまされてたまるかってんだ!
次言ってきたら飛びついて腕ひしぎ決めてやる。
バスの中でも、本日何回目かの本気をだす機会がありましたが省略。
大体この日本気出しすぎやねん!普段なんか1週間に3回ぐらいしか本気ださんぞ。
ホテル到着!いい部屋!富岡を一通り褒めたたえた後、夜市へ!
台湾には、毎日祭りの賑わいかたをするような夜市ってのがあるんすよ。
夜市の入り口で、早速アジアの神秘と遭遇した。
なんか人がろうそくを耳にさしている…なんか耳がスッキリするらしいが、アレじゃロウが耳に入って大変なことになると思うんですが…
気を取り直して夜市!小龍包うまい!チャーハンうまい!焼きそばうまい!海老うまい!タピオカうまい!肉でかい!ってか全部ホンマにうまい!
肉を食い終えたところで、なんか店のおっちゃんが(なんか腕ムキムキで怖かった)ジェスチャーで「お前とお前、(俺と富岡。かなりの速さで肉を平らげた。ひろみつはさすがにもう食えないみたいだった。)よう食うた。モテモテやな」
って言ってきた。
多分そう言ってた。
全く意味が分からん。
死ぬほど飲んで食ってして、(ピザと同じくらい苦しくなった)
えーと一人当たり、約200元。
えっ安すぎるやろ…
日本やったらあの肉も食えんぞ。ってかタピオカ入りの紅茶が700cc入りで25元ってどういうこっちゃ。
いいんかこんな安くて?
って疑問に思うことが多かった台湾一日目でした。この疑問は日がたつにつれて日本への物価の高さへの不信感に変化していきます。
2日目以降はまた明日以降で!乗せたい写真もありますんで。