ただいま。

あ〜今から構造化学のレポート。むっさしんどい。

今日電車乗ってるときに思ったんやけど、去年の今頃は何を支えにして勉強してたのかなーと。受験なんて結局は個人プレイやし、よー考えてみたら戦わなあかんのは周りの人間じゃなくて目の前にある薄っぺらいテスト用紙と、今までの努力を無駄にする緊張っていう自分で作り出したもののみ。いつもやってることを出しさえすれば通るところまでは勉強したのだからあとは緊張を取り除くのみだった。テスト会場は、みんな押し黙ってて思いっきり「緊張」を作り出すような雰囲気だった。

そんな中でよく緊張せずに、いつも通り、むしろいつも以上にできたのはなんでかなって思った。

思い出した。

センター前日、上本町駅で富岡*1と拳を合わせたことが一番大きかった。あまり物事には感動しない性質なのだけれども、あいつと拳を合わせた時、心の中で何かが動いた。まあこんなことを言うのもバカバカしいとは思うけれども、何かが左手に宿ったような気がした。なにか「力」のようなものが。それからはちょっと弱気になるたびに左手を握ってそれを少し見つめては、富岡と拳を合わせたことを思い出して前向きになった。もしかしたらあいつと拳を合わせてなかったらどっかでミスってたかもしれない。それほど何か大きな「力」が宿った気がした。この時期になると毎年思い出すんだろうな。

*1:高校のときの友達。個人的には親友だと思っている。