実験中の話

をかこうと思ったけど、その前にプログラムのレポート終わらせてから書きます。そろそろ家にネットがつながってない環境がしんどくなってきた。そろそろつなげようと思います。

終わりました。

実験中の話。

うちの学科は週2回、月曜と火曜に実験が行われます。

月曜は火曜の準備段階で、火曜に測定、みたいな週もありますし、なんか全然別の実験をやることもあります。

今回は月曜に、ガラスの表面に金をコーティングして、火曜にそれをいろいろはかろう、みたいな感じでした。

〜月曜〜
院生「え〜、じゃあ、これから僕がこの機械を操作して、蒸着させますんで。(以下5分ぐらい装置の説明)」
〜5分後〜

院生「はい、では、このスイッチをオンにします。」

パチッ 

ゴイーン…

院生「はい、30分ほど暇になるので、その間はレポート書いてくれてても遊んでくれてもかまいません。」

俺ら「(まだ何もやってない…)はーい。」

俺「なあ、ジャンプよんでも怒られへんかな?」
K君「うん、まあ遊んでてもええって言うくらいやからいいんちゃう?」
俺「ですよね。」
〜10分後〜
S君「あ〜、ジャンプ貸して〜」
俺「いいよ〜。あ、数学のレポート課題とプリントコピーさせてください…」
〜20分後〜
院生「そろそろ時間ですね」
俺ら「(おっついにきた)はい、何をしましょうか?」
院生「じゃあまず、このガラス板をここにのせて、ここに金の針金をのせてふたをしめてください。」
院生「…はい、のせましたね。じゃあ今から1時間ほど待ちます。」
俺ら「えぇー…」
それから一時間ほど『G*1』について話し合いました。
殺意を感じることができるだの、触覚は熱を感知するセンサーだの、洗剤をかけてやれば水に流れるだの、動きが半端無いだの、飛んだら勝てないだの。
一時間後、実験が終了。無為だ。無為すぎる。
〜火曜日〜
昨日は無為だったので、今日は大丈夫だろうというみんなの思いは、一瞬にして打ち砕かれた…

先生「2人以外…せん。」
何言ってんのかわからん先生だこの人。50センチの距離にいるのに聞こえないってどういうこっちゃ。

…2人以外はやることがありません!?

暇だ…

しかし、実験テキストに、「AFMの針は高価な上、折れやすいので注意すること*2」ってかいてあったんで、ここは気合いの入れどころだと。やっと実験らしくなってきたと。おっしゃーさあ来い!本気で操作してやるぜ!

I君「すいません、針折れました。」


先生「えっほんとに!?じゃあ、ちょっと僕がやります。」
先生「あっ…折れた。」

先生「ちょっと、装置が不良なんで待っててもらえますか?」

〜10分ご〜
先生「あれっ…また折れた…あと針2本しかないよ…」

俺らはまたGの話をしてました。

今度の議題は「いかにGをかわいくするか。」

仮面ライダーブラックはコオロギだったのか。じゃあ仮面ライダーゴウキはゴキだったんじゃないか。

金のゴキはカッコいいのか。どこまで簡略化して書いたらかわいくなるのか。

全然かわいくならないのでいっそかっこいい路線はどうか。

結果、「GOKI」という新キャラクターがうまれました。カッコいいです。必殺技はGOKIフライ。チタン合金製の羽を広げると敵は一目散に逃げていきます。
マッハ3でうごきまわります。

足は動きません。飾りです。ジェット噴射で空を飛びます。金属光沢でピッカピカです。

やっぱ気持ち悪い…なぜだ。なぜかっこ良くなってくれないのだ。

気持ち悪い昆虫も、メカにしてしまえばかなりカッコよくなるとおもったのに…

あれこれ言ってる間に先生が「すいません…もう針が無いので実験終了してください…あっ、レポート、書かなくていいです…」と、ものすごい弱々しい声で言ってきたので帰りました。

すごく無為な時間を過ごしてしまった…

アンテナに、ウェブ進化論の著者さんのブログを追加しました。interesting。

*1:ゴから始まるあの黒い昆虫です。

*2:5000円らしい。